2015-03-26 第189回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
足立美術館というのがございまして、この足立さんという人は横山大観という画家と仲良かったんだけど、仲良かった唯一最大の理由は、足立さんは、横山大観が糖尿病でもう酒を一滴も飲ませてもらえないというと、あの人は大磯のじいさんのところにふらっと入ってきて、ちょっとここから見た富士山の絵を描かせろとか、足立さんのところに行っても何とかと言う。
足立美術館というのがございまして、この足立さんという人は横山大観という画家と仲良かったんだけど、仲良かった唯一最大の理由は、足立さんは、横山大観が糖尿病でもう酒を一滴も飲ませてもらえないというと、あの人は大磯のじいさんのところにふらっと入ってきて、ちょっとここから見た富士山の絵を描かせろとか、足立さんのところに行っても何とかと言う。
万葉の昔から多くの文学作品に描かれ、また、葛飾北斎の富嶽三十六景や横山大観の群青富士に至るまで、数多くの芸術作品の題材ともなってきました。現在、六月の世界遺産委員会での世界文化遺産登録を目指しているところであります。 富士山は、その豊かな自然と相まって、富士箱根伊豆国立公園に指定されており、年間約二千万人もの観光客や登山者が訪れるなど、多くの恩恵を周辺地域にもたらしています。
そこで今、横山大観さんの「生々流転」という大きな作品を展示しておりますが、大臣、これは何がかかれているか御存じでございますか。 いや、結構です。
これは、わかりやすく言うと、例えば横山大観先生の掛け軸がありましたと、これは今その掛け軸がすばらしいから価値があるわけで、だからこそ、それに落書きをしたり、何かをつけ加えたりすることはあってはならない。だから文化財の保護であり保存であるということになると思うんです。
そういうことで、国の方を見ますと割に頑張って成果を出しているようなところもありまして、例えば、委員も御承知かもしれませんが、国立美術館なんかについては、今までより見れる時間を延長する、それからレストランやミュージアムショップを中に作る、国立博物館では例えば横山大観展や雪舟展については、これも開館時間を柔軟化して延ばすとか、あるいは予算の使い方で研究所なんか、ある程度研究所の理事長さんの御判断で、もう
総理大臣、オオワシが官邸の正面にあるじゃないですかと、そうなんだ、あれは横山大観かだれかが書いたそうだと。そのオオワシが、横山大観の時代には存在しても私たちの世代で日本からいなくなったということは、私たち一人一人の国会議員にとって物すごく恥ずかしいことです。
今、私どもとしては、例えば具体的なイメージとしては、重文、国宝クラスというのは当然対象になりますからあれですが、そのクラスでいうと、例えば横山大観の「生々流転図」とか、速水御舟の「名樹散椿図」とかいったもの、それから洋画でいいますと、ミレーの「種まく人」とか、あるいはクールべの「眠れる裸婦」とか、そういったクラスを一つの参考事例として考えておりますよというふうなことを、この法案が通りましたら国民の皆
日本画で横山大観の名前を出されましたけれども、大観がなぜ評価が高いかというと、大観を扱っているアートディーラーが非常にしっかりしているからなんですね。だから、値崩れもしないし、非常に高い評価を現時点でも大観の場合は得ているのです。そういう実際のマーケットでその作品がどういうふうな扱われ方をしているかというのもその作品の評価に大きくつながっているという事実もあるのです。
先ほどの遠藤次長の御答弁ですと、横山大観とかミレーの「種まく人」なんて、そんなものをだれが持っているかなんというのはもうある程度わかっていると思うので、そこでこの法律ができたからといって突然、今まで行方不明だったのがぽっと出てくるとはちょっと思えないのですが、差し支えない範囲でちょっと教えていただけますか。
そういう中で、実はこれまた私の地元の話で恐縮なんですが、北茨城市というところがございまして、そこは岡倉天心や横山大観が明治の中ほどに日本美術院をつくりました景観のすばらしい場所なんですけれども、そこも実は海岸浸食が起こり崩壊をしておる。こういう場所に人工岩礁をつくってまさに自然と同じような形で浸食を防ぐような対策もとられているわけであります。
ここで数点具体的にまずお伺いをしたいわけでございますが、新聞でも報道されてはおりましたけれども、小さな問題で申しわけないと思うんですけれども、東京駅でも芸術品の問題で、横山大観、東山魁夷、これは狩野派の方々なのか、それとも室町時代の御本人なのか、そういう非常に高価な美術品等々が飾られておりました。
芸術はまた違いまして、横山大観が「生々流転」をかいたのは五十五歳というし、ゲーテが恋をしたのが七十二歳と言っておりますから、みんな恋をする年齢にまだあるわけでございます。芸術は別なんです。しかし、発明発見となりますと、十八歳を――浪人有利なんですからね、今度。そうなると私は日本人は大学を出たときにはくたびれちゃって、これはもう発明発見なんかないんじゃないかと心配なわけです。
横山大観さんも、菊池寛さんも、そのほか画家の川端さんとか、日本画の小杉さんとか、何人も著名な芸術家が途中で辞任されております。この辞任の理由は一体何だったのだろうか。一説によれば、芸術院のあり方に対して、批判の行動として辞任された方もある、こう聞いておるんであります。
やはり芸術家には、芸術家の中から選び出した人、たとえば横山大観の絵を見て、これは横山大観の生活実態からながめて幾らの値段にきめたらよかろうというきめ方が芸術家に許されないと同じように、医療行政も、そういう考え方から私はあまり賛成じゃないということを申し上げてきたのでありますけれども、厚生省はおやりになった。
また絵画にしましても、横山大観がたとえば富士山をかいた。そうした場合に、今度は同じものをまた大観にかけといっても、私はこれは不可能だろうと思う。
○蒲生政府委員 昭和十六年に川端龍子先生、それから二十一年に徳富蘇峰先生同じく二十一年に富本憲吉先生、二十二年に菊池寛先生、二十五年に横山大観先生、三十年に藤田嗣司先生、三十二年に梅原龍三郎先生、三十三年に小杉放庵先生、こうなっております。
たしか川端龍子、横山大観、そうした大家の名作が三面か四面かかっております。これは日本画を世界に紹介する好個の場所であり、訪れる人はいずれも日本のすぐれた美術、芸術に敬服をして帰るというので、たいへんけっこうな場所でありますが、しかしその絵が実は十年ぐらいかえたことがない。十年一日のごとくこの絵がかかっているので、それから出てくる人は、またこの絵か、またこの絵かといって、一向感興を覚えない。
○高野政府委員 御指摘のとおり、ロンドン大使館は、二十七年講和発効以後、横山大観、川合玉堂、結城素明という大家の絵を送りまして、その後全然かわっておりませんで、一時これをほかに回してぐるぐる回すとかいう考えもしたのですが、これもあまり実効的でない。文部省等も新しい絵とか、古いいい絵をということですが、いろいろな技術的な問題がございまして、努力いたしたのですが、現在まで成功しておりません。
学者の報酬をきめるときに、学者の生活の実態を調査しなければ学者の報酬がきまらない、画家の横山大観の絵の価値をきめるときに、横山大観の生活実態を見なければその絵の価値を定めるわけにはいかない、そんな理屈と同じですよ。そんな実態を見なくても、医療費というものは、医者の高度の学問と長い間の経験と、専門の知識と患者に対する愛情とか、いろいろのものを総合した中から正当な医療費は生まれてくる。
局長もごらんになったと思うのですが、大臣もごらんになったかどうか——この投書のままであるかどうかということは、これはまあわかりませんけれども、その投書のしまいに、「芸術院にあいそをつかして会員を辞任した骨のある美術家は小杉放庵、坂本繁二郎、梅原竜三郎、川端竜子、故人として横山大観、高村光太郎の諸先生である。」云々、こういうことを書いてあるんですが、これは事実なんですか。
○政府委員(斎藤正君) 過去の会員で辞任された方々は八人ございまして、いまおっしゃいました川端、それから梅原、小杉放庵、横山大観その他富本憲吉等、八人の方がございます。ただ私、この辞任の理由というものを私自身の口から的確にお答えするということはなかなかむずかしい次第でございますが、八人の方が辞任されております。
さきに横山大観さん、現役では安井曾太郎さん、梅原竜三郎さん、坂本繁二郎さん。それからわずらわしさをのがれて外国に楽園を求めた人たちがおられます。御存じの通りの猪熊弦一郎さん、藤田嗣治さん、荻須高徳さん。外国へ行くというところまでしないが、いわゆる野に下って——今朝野という言葉は芸術界にはないはずですけれども、今そういう言葉が使われておる。
さきに横山大観あり、今日三名有名人がおられますが、名前は差し控えます。わずらわしさをのがれて、外国にその芸術を育てるために逃げた方がおられます。御存じの通り、これも有名人で三名おられます。野に下って実力を——在野の客となった人がおられます。しかし、これはもう名前をあげてもいいでしょう。
私の言うのは、たまたま横山大観という例を引いたのですが、同じ芸大なら芸大でもいいのですが、そういうところで勉強して、日本画家になったかと洋画家になったとかいうそうして絵を売らんがために、号五万円、八万円、十万円というようなことで、一点少なくとも五、六十万円の絵を売らんがために展覧会をやる。そうして無税です。見に来る人は、買う人と買わぬ人とあると思います。しかし、買う人が主じゃないか。
○政府委員(松井直行君) 今、展覧会の例の一つとして横山大観というものをお出しになりましたが、展覧会にはいろいろな種類の展覧会もございまして、ほとんど入場料というものは、先ほど申し上げましたように、吾川以下が大体九〇何%を占める、こういう一般的な水準になっておりますので、特殊なものをつかまえて、これはどうかとおっしゃっても、そこはなかなか答えにくい面もあると思います。今、横山大観というお話が……。
○成瀬幡治君 横山大観さんは生存しておいでにならぬようですが、横山大観さんの絵は一点百万円します。横山大観が絵を売るために一展覧会をやった、それは無税だ。売った絵は、百万円で売っても無税だ。かりにオペラで百五十円の入場料を取った、それに税金がかかった。一体どういうことなんですか。それで、なぜ片方には入場税として取らなければならない理由があるか。